『21世紀の資本』を題材に! グラフ と 画像 研究

2015年01月12日

『21世紀の資本』を題材に! グラフ と 画像 研究

『21世紀の資本』を題材に! グラフ と 画像 研究  
写真 を 漫画スケッチ・版画風に!
みんなで考えたいこと!? (『21世紀の資本』 と ことしの世界10大リスクは?)
「21世紀の資本」関連002


アプリ開発 メモ  (写真 を 漫画スケッチ・版画風に!)

jQuery(JavaScript)でグラフ系アプリ? メモ

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WEB ダイレクト
画像加工 (WEB)
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http://www.photo-kako.com/comic.cgi
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写真が「版画」風
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アプリ
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iPhone Android

オタクカメラ - 写真を漫画風

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グローカルとグローバルのIT/アプリ開発 ニュース
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「21世紀の資本論」が問う、中間層への警告  教育
日本に広がる貧困の芽とは何か

一匹の妖怪が世界を徘徊している。ピケティという名の妖怪が――。マルクスの言葉をもじってそう言いたくなるようなブームが、欧米で巻き起こっている。フランス経済学校のトマ・ピケティ教授による『21世紀の資本論』が、経済書としては異例の大ヒットとなっているのだ。英語版で約700ページにも上る本格的な経済書だが、特に米国では書店から蒸発するように売れ、出版社が増刷を急いでいる。

マルクスの『資本論』をほうふつとさせるのはタイトルだけではない。本書は「資本主義は格差を拡大するメカニズムを内包している。富裕層に対する資産課税で不平等を解消しなければならない。さもなければ中間層は消滅する」と主張。この主張が米国では、「ウォール街を占拠せよ」運動に代表されるような格差の議論に結び付き、一般市民を巻きこんだピケティブームが巻き起こっている。米国の保守派は「ソフトマルキシズムだ」と反発するが、ポール・クルーグマンやロバート・ソローなど、ノーベル賞受賞経済学者はピケティの実証的な研究を高く評価している。

中間層が消滅する未来

 ピケティ教授は「21世紀の資本」(邦訳はみすず書房)から出版された。話題の一冊となることは間違いない。なぜなら、中間層が消滅する資本主義の暗鬱とした未来は、私たち日本人の足元でもさまざまな現象として現実味を帯びつつあるからだ。

たとえばリストラ。たとえば高齢化した親の介護、自身の病気。こういった不運だが誰の身の上にも起こるライフイベントは、収入の激減や支出の急増を招き、中間層の人生設計を容易に狂わせる。何も起こらなくとも、年収1000万円クラスのアッパーミドルにとっては、社会保障コストの負担が増える趨勢だ。

アベノミクスで景気が回復したといわれるが、好景気を実感できている日本の中間層はどれぐらいいるだろうか。かつては1億総中流と呼ばれ、誰もが成長を実感し、ささやかながらも豊かさを享受できた社会。それがすでに過去のものというのは、現代に生きる日本人の実感といっても、いいのではないか。好景気を実感するよりも、人生という長いレースで貧困側に転落しないか、その不安におののいている人のほうが多いのではないだろうか。

本誌は今話題のピケティの『21世紀の資本論』を、国内ビジネス誌としては初めて特集して伝える。特に8ページにわたるピケティ本人のロングインタビューは、海外でも例のない読み応えだ。さらにピケティの提起する議論を端緒に、国内中間層をとりまく貧困の落とし穴についても考えた。

今回取材したが、紙幅が尽きて掲載できなかった問題のひとつに、教育がある。富裕層の所得が雪だるま式に増えるのと同様に、子どもの教育機会も親の所得に比例して充実する、という事実がある。東大生の親の年収は、950万円以上が半数以上、というのはよく知られた例だ。

開成高校の学費免除の試み

親の所得が生み出す教育格差とその世代間連鎖が社会問題となる中、この流れに逆らおうとする動きもある。そのひとつが私立開成高校(東京都荒川区)の学費免除の試み。2014年度から、経済困窮家庭の生徒を対象に、入学金や授業料を全額免除する制度を始めるという。

同校ではリーマンショック後、経済状況が厳しくなる在校生が増えており、在校生向け奨学金の利用もじわりと増えている。新入生向けの学費免除制度の新設はこの傾向を考慮したものだが、同校にとっては決して慈善事業の類ではないとう。開成高校の葛西太郎教頭は「経済的に困難な生徒ほど、何事も一生懸命頑張るという傾向がある。学校の中に、現実社会と同じ多様性を維持するためにも、さまざまな生徒を受け入れたい」と話している。

資本主義社会に生きる以上、私たちは格差や貧困とは無縁ではいられない。それが今のところの現実だ。であれば、この現実にいかに向き合うか。教育界にとどまらず、すべての人に問われているのではないか。今回の特集を進める中で、何度も考えたことだ。
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ピケティ氏『21世紀の資本』なぜ人気? 日本経済への見方

フランスの経済学者、トマ・ピケティ氏の著書『21世紀の資本』が好評である。筆者も英訳版を読むか迷っていたところ、日本語版が出版されたので読んでみた。

 700ページを超える本で字も小さいが、経済学の本にしばしば登場し読者を遠ざける数式の羅列もなく、歴史書の感覚で読める。ただし、日本の歴史書と異なり、ストーリーはデータに基づいている。筆者は歴史が好きなのだが、多くの歴史書はまずストーリーありきでデータがほとんどないのが不満だった。こうしたデータ満載の歴史書ならいくらでも読みたいものだ。

 この本のエッセンスは恐ろしく簡単だ。資本収益率(ほぼ4~5%)が所得成長率(ほぼ1~2%)よりも高いことを、各国の歴史データで示している。これを高所得者と高資産保有者がますます富むことの理由に挙げ、多くの国で格差が拡大したことを証明したのである。

 格差社会を好まない彼はこの現状を打破するため、資本収益率を下げることが有効と考え、資本課税の強化を主張する。それも国際協調のもとですべての国で課税強化策を採用すべしという政策提言になる。

 ただし、こうした単純なことを主張するために、さまざまな角度からの検討が必要であるが、ピケティ氏は学者の良心に基づき、それを丁寧に行っている。従来の本と違う新しさというのも、20カ国の大量の歴史データである。

その分析によって、200年以上の歴史のなかで、第1次世界大戦と第2次大戦の間と、第2次大戦後のしばらくの間は格差の小さい時期だったが、それ以外は格差の大きい時期であることを明らかにしている。これらの主張は、かつてノーベル賞受賞経済学者のサイモン・クズネッツ氏が主張していた「逆U字仮説」を覆すものだ。つまり、経済成長当初、格差は拡大するが、一定レベルを超えた先進国では経済成長に伴い格差が減少する、とのクズネッツ氏の主張に真っ向から反している。

 1930年~80年にかけて格差が縮小していたのは一時的現象であって、資本主義では、資本収益率が所得成長率より高いのが常で、先進国でも格差は拡大するというのがピケティ氏の主張だ。

 『21世紀の資本』が欧米でヒットした背景には、多くの読者が何となく格差が拡大していると思っていたところ、同書の論証によって、やはりそうなんだという納得感を得たからだろう。

 上位1%の所得階層が占める所得割合について、日欧米では第2次大戦前に20%近かったが、戦後は10%にも達せず、安定または低下傾向であった。しかし、80年代から上昇傾向に転じている。特に、英米で急上昇は著しく、第2次大戦前の水準である20%近くにまで達している。

 ちなみにピケティ氏の日本経済に対する見方は、とてもまっとうだ。最近のインタビューで「物価上昇を起こそうという姿勢は正しい。物価上昇なしに公的債務を減らすのは難しい。2~4%程度の物価上昇を恐れるべきではない。4月の消費増税はいい決断とはいえず、景気後退につながった」と述べている。


『21世紀の資本』 増刷相次ぐ
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The spate of "21st Century capital" reprint

And demonstrate the expansion of the gap under capitalism in the data, the Japanese version of the world-has become the best-selling "21 century of capital" is, released last month, it created a sensation even in reprint is successive such as Japan we de.
The event to explain the contents of the book, which was held at the 10th Tokyo bookstore, approximately 250 people of all ages gathered, was ask the height of interest.

"21 century of capital", the French economist, Mr. Thomas Piketty is, on the basis of the data of more than 20 countries around the world of tax, including Japan, to analyze the "income" or "assets", under capitalism the expansion of the disparities in, it is demonstrated economic statement on data.
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The venue, men and women approximately 250 people of all ages gathered, felt that men of 48-year-old, "not only in terms of assets, disparities spread in the field of education and health care, are immobilized in each generation, I was talking to was participation "is going to know the background.
Yasuyuki Mr. Iida in economist Meiji University Associate Professor in which the description of the book, "this book, and call a great response even among the general public was unexpected. In the background, once 100 million and total midstream said assets disparities in Japanese society, I am talking to and whether is not some of that has been increasing Thinker "has become badly.
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『21世紀の資本』 増刷相次ぐ

資本主義の下での格差の拡大をデータで実証し、世界的にベストセラーとなっている『21世紀の資本』の日本語版が、先月発売され、増刷が相次ぐなど日本国内でも大きな反響を呼んでいます。
10日都内の書店で開かれた本の内容を解説する催しには、幅広い年齢層のおよそ250人が集まり、関心の高さがうかがえました。

『21世紀の資本』は、フランスの経済学者、トマ・ピケティ氏が、日本を含む世界20か国以上の税金のデータを基に、「所得」や「資産」を分析し、資本主義の下での格差の拡大を、データで実証した経済書です。
世界各国で格差の拡大が問題視されるなか、英語版は去年発売されたアメリカでベストセラーとなり、先月、日本語版の発売が始まった日本でも大きな反響を呼び、増刷が相次いでいます。
10日は、都内の書店で翻訳した評論家や経済学者が内容を解説する催しが開かれ、「先進各国で資産を持つ人が、より資産を増やし、資産を持たない人との格差が拡大してきている問題を、データに基づいて実証している」などポイントを説明しました。
会場には、幅広い年齢層の男女およそ250人が集まり、48歳の男性は、「資産の面だけでなく、教育や医療の分野でも格差が広がり、世代ごとに固定化されていると感じ、その背景を知ろうと思って参加しました」と話していました。
本の解説をした経済学者で明治大学准教授の飯田泰之さんは、「この本が、一般の方の間でも大きな反響を呼ぶとは予想外でした。背景には、かつて1億総中流といわれた日本社会で資産格差が、ひどくなってきていると考える人が増えてきていることがあるのではないか」と話しています。
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rikezyo00sumaho at 07:07|PermalinkComments(0)