スマホ料金が7割減になる格安SIM。ここまで安くなる“裏の論理”

2016年02月27日

スマホ料金が7割減になる格安SIM。ここまで安くなる“裏の論理”をプロが徹底解説

スマホ料金が7割減になる格安SIM。ここまで安くなる“裏の論理”をプロが徹底解説

人気商品&サービスのあるところに価格競争が起きるのは世の常。イチ消費者にとっては嬉しいことだが、安かろう悪かろうでは意味がない。3/1発売のSPA!に掲載されている特集『絶対に損しない![激安の裏側](秘)リスト』では各業種のプロが真贋を見極める術を伝授。価格競争の内情を知ることで、絶対に損をしないコツが見えてくる! ここでは話題の「格安SIM」について紹介しよう。

◆スマホ料金7割減。決め手は通話とサポート充実度

 大手キャリアに比べて約3分の1の価格でスマホを使うことのできる「格安SIM」に注目が集まっている。これまで免許制であった通信事業に大手キャリア以外の企業も参入が可能になり、人件費などを削ることで低価格を実現しているのだ。数あるサービスのなかで良品を見分ける術を携帯ジャーナリストの石川温氏に聞いた。

「ビックカメラや楽天など多くの企業が参入していますが、料金に大差はない。決め手となるのは、データ通信以外の部分でしょう。本命は『楽天モバイル』。これまでの格安SIMは電話を多くかける人には割高でしたが、楽天モバイルは5分以内なら電話がかけ放題というプランを打ち出しました。音質も大手キャリアと変わらないので格安SIMのなかで頭ひとつ抜けた存在です」

 選ぶ際、サポートの充実度も重要なポイントだという。

「格安SIMは不具合をある程度自分で解決する必要があり、大手キャリアのようなサポートは期待できません。なので、いざという時のために店頭販売を行う会社を選ぶのはアリ。楽天のほかには、IIJmioはサポートが充実していますね。その他の決め手としてはTポイントや航空マイレージなどとの連携ポイントです」

 反対に避けたほうがいいサービスはあるのだろうか。

「『b-mobile』は避けたほうがいい。格安SIMのパイオニア的存在でしたが、競争が厳しくなっていくなかでサービスが終息する動きになっている。加えて、市場規模に対して参入企業が多すぎるので淘汰が始まるでしょう。サービスが突然終了する可能性もあるので規模が小さな会社は控えるのが無難。また、違約金が発生するものもあるので、すんなりやめられるところを選びましょう」

 石川氏によれば、どの格安SIMも12~13時の時間帯はつながりにくくなるとのことだが、昼休みのスマホが息抜きという人以外は格安SIMを活用したほうがいいのは事実。きちんと見極めて活用してみよう。

〈見極めポイント〉
肝心なのは通話の音質と料金。サポートにも注目

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