ノートPCブランドの信頼度調査、Appleが圧勝~レポート

2015年12月07日

ノートPCブランドの信頼度調査、Appleが圧勝~コンシューマー・レポート

ノートPCブランドの信頼度調査、Appleが圧勝~コンシューマー・レポート

米消費者団体専門誌「コンシューマー・レポート」が、5万8,000人の読者を対象に、ノートPCについての信頼度および満足度調査を実施、その結果を報告しています。

圧倒的に故障が多いWindows搭載ノートPC

調査の結果、回答者の約20%が、購入後3年以内に使用に支障をきたすような故障を経験していることがわかりました。
 
これまでの調査で信頼度ナンバーワンの地位を維持してきたAppleについては、購入後3年以内の故障率は10%。2位のサムスンとGatewayは16%。以下Acer、Lenovo、東芝、HP、Dell、Asusが18~19%となっています。
 
Windows搭載ノートPCユーザーの使用時間は週平均20時間以上、一方AppleのMacBookユーザーは週平均23時間以上と回答しているにも関わらず、WindowsノートPCのほうが故障率が高くなっています。

修理代は高額だがめったに故障しないMacBook

MacBookの年間故障率は3~4%と壊れにくいのが長所である一方、故障した場合の修理代はWindowsノートPCよりもはるかに高額となります。販売店がApple Careの延長を勧めるのにはこうした背景があります。
 
しかしWindowsノートPCは最初から問題のあるものが多く、何度も故障したという報告が55%となりました。MacBookで複数回の故障を経験した率は42%でした。
 
ではノートPCに対する信頼度と満足度はどうでしょう。MacBookユーザーの71%がシステムの信頼性に満足していると答えたのに対し、WindowsノートPCユーザーではわずか38%でした。

価格を考えると単純比較は疑問

ここまでの調査結果を見る限りでは、信頼性、満足度ともにAppleが他メーカーをはるかに凌いでいることがわかります。しかしZD Netは、単純にノートPCというくくりで比較するだけでなく、価格帯も考慮して調査すれば、違った結果が出るかも知れないと指摘しています。実際、10万円はするMacBookに対し、WindowsノートPCは3~4万円が普通なので、単純比較はすべきではないかもしれません。



rikezyo00sumaho at 06:00|PermalinkComments(0)