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2015年07月02日

Windows 10のアップデートはしてはいけない???

Windows 10のアップデートはしてはいけない???

2015年7月29日から、Windows 10の無償アップデートが提供される。無償での提供期間は1年間だ。
いち早くアップデートしたいユーザーは多いと思うが、企業ユーザーは慌ててアップデートする必要はないだろう。
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インターネット上で金融機関と取引を行っている人は、急いでWindows10へアップグレードする必要はない

調べた第一印象は、大手よりも地銀の方が必死にリリースを出していることです。対応していない金融機関が多いことから、急いでWin10へアップグレードする必要性は無いです。必ず動作確認が公表されてから利用するように心がけましょう。

また、金融機関が注意喚起しているのにもかかわらず、Windows10を利用してインターネットバンキングなどを利用し、取引が正常に行われなかったため損失が発生した場合は、いろいろと面倒なことになる可能性あることをご承知をおきくださいませ。

なお、Windows10に移行しても、新ブラウザのMicrosoft Edgeを利用しないでIE11を利用すれば良いという意見もあるかもしれませんが、管理人は金融機関の中の人ではありませんし、公式に確認できていないことを皆様へお伝えするのは本意ではありません。さらに、金融機関が提供・推奨している無料のフィッシング対策などのセキュリティソフト(Rapport、PhishWallプレミアム、SaAT Netizenなど)は、現時点ではwindows10に対応していません。よって、そのような方法を利用する場合は、自己責任でお願いします。

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主要ネット証券・主要ネットバンク・メガバンク・地銀などのWindows10とMicrosoft Edgeの対応状況まとめ。ついでにWindows10予約取り消し方法もお伝えします
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特にWindows 10からはアップデートの方法が変わるので、移行は慎重に検討した方がよさそうだ。

●Windows 10からOSは自動的に更新される
Windows 7/8.1ユーザーは、1年間は無償アップデートできることから、通知領域に表示される[Windows 10を入手する]アイコンを通じて予約した方も多いだろう。


Windows 7/8.1ユーザーは、通知領域の[Windows 10を入手する]アイコンでWindows 10の無償アップデートを予約できる。


家庭で利用している個人ユーザーはそれでまったく問題ない。
しかし、企業ユーザー、特にWindows 7/8.1上で重要な業務アプリケーションを動かしている企業ユーザーは、Windows 10へのアップデートには慎重になった方がよい。

なぜなら、Windows 10からは、Windowsのアップデート方法が変わるからだ。

Windows 10以降、Windowsは自動的かつ継続的にバージョンアップされる。セキュリティパッチだけでなく、新しい機能追加も改良も、すべてWindows Updateを通じて行われる。
このため、従来のように、数年ごとにVistaやWindows 7などの新バージョンがリリースされることはなくなり、Windowsは連続的に進化し続けることになる。

一般ユーザーにとっては手間やコストが減るのでうれしいことだが、業務系アプリケーションの安定動作を最優先したい企業にとっては、困ったことになるのだ。
OSが勝手にアップデートされたら、そのたびに検証が必要になる。もしも、社内のシステムやアプリなどが正常に動かない場合は、プログラムの改修が必要になるからだ。

こうした事態に対応するため、マイクロソフトは企業ユーザー向けに、別のアップデート方法を用意する予定だ。

●企業向けに提供される2つのアップデート方法
企業向けに提供されるアップデートの方法は、次の2つだ。
・Current Branch for Business(CBB)
・Long-Term Servicing Branch(LTSB)

CBB
セキュリティパッチは適用されるが、新機能の適用は一定期間延期できるアップデート方法だ。企業はその間に必要な検証を行える。

LTSB
セキュリティパッチは適用されるが、新機能については、最長10年間は適用されないアップデート方法だ。これは、特に安定性が重視されるミッションクリティカルなシステム、たとえば金融や交通などのシステム用だ。

なお、セキュリティパッチも新機能もすぐに自動的にアップデートされる方法は Consumer Branch(CB)と呼ばれる。
CB、CBB、LTSBとWindows 10のエディションの関係は、次のようになっている。


表 Windows 10のエディションと選択できるアップグレードの関係。○は選択できる。×は選択できない。


中小企業の中には、Windows 7や8.1のHomeエディションを使っているところもあると思う。
その場合、Windows 10 Homeにアップグレードすることになり、CBBやLTSBのアップデート方法は選択できないことになる。

●企業ユーザーはじっくり検討を
ここまで見たように、企業ユーザーは、無償だからといって、7月29日以降、慌ててWindows 10にアップデートする必要はない。

特に重要な業務系アプリケーションが動いているPCでは、Windows 10にアップデートするかどうかも含めて、十分に検討した方がよいだろう。

Windows 10にアップデートする場合も、現在のエディションと選択できるアップデート方法を確認したうえで、必要であればエディション変更も考えた方が安全だ。

無償アップデートは、来年の7月28日まで有効なので、1年間の検証・検討時間がとれる、くらいの考え方でよいのではないだろうか。

・「Windows 10」、ビジネス向けアップデートオプションなどの詳細が明らかに
・ Keeping Windows 10 Up-to-Date for Enterprises, CBB Will Have 8 Months to Update
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Windows7・8.1でWindows 10への自動アップグレードを止める方法
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7月29日以降にWindows 7・Windows 8.1から無償でアップグレード可能になる新OS「Windows 10」について、「今使っているソフトウェアやドライバーがWindows 10で動作するか確認が取れてからアップデートしたい」という要望に応えて、Windows Update経由でのアップグレードを抑止する方法が公開されました。

Windows Update からの Windows 10 への無償アップグレードを抑止する方法 - Ask CORE - Site Home - TechNet Blogs
http://blogs.technet.com/b/askcorejp/archive/2015/07/23/windows-update-windows-10-1.aspx

方法には、グループポリシーを用いるものとレジストリからブロックする方法の2種類がありますが、いずれの場合もまずはWindows Updateで配信されている更新プログラムを先にインストールしておく必要があります。

◆更新プログラムのインストール
Windows Updateの「更新履歴の表示」をクリックすると、過去にインストールした更新プログラムが確認できます。
 

Windows 7(64ビット版)の場合、「Windows 7 for x64-Based Systems 用更新プログラム (KB3065987)」という名前があればOK。Windows 7の32ビット版やWindows Server 2008 R2でも、後ろのアルファベット+数字が「KB3065987」のものがあれば大丈夫です。Windows 8.1・Server 2012 R2の場合は「KB3065988」です。
 

もし未インストールの人はWindows Updateを実行するか、以下のページから個別に更新プログラムをインストールして下さい。Windows 7の場合はコレ。

Windows の Windows 7 クライアントと Windows Server 2008 R2 の更新: 2015年 7 月
https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3065987

ページなかほどにある「方法2」の項目にあるリンクのうち、32ビット版OSなら「x86ベース」、64ビット版OSなら「x64ベース」の方の「パッケージを今すぐダウンロードします。」をクリック。
 

移動先のページはこんな感じ
 

プルダウンメニューで「Japanese」を選択
 

ページが日本語表記に切り替わるので「ダウンロード」をクリック。
 

「保存」をクリック。ダウンロードされるファイルのサイズは3.15MB。
 

ダウンロードしたファイルを起動
 

もし更新プログラムをインストール済みだった場合はこのようなメッセージが表示されます。未インストールだった場合は画面の指示に従ってインストールを行って下さい。
 

なお、Windows 8.1の場合の更新プログラムはコレ。

Windows Windows 8.1 のクライアントと Windows Server 2012 R2 の更新: 2015年 7 月
https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3065988

Windows 7と同様、32ビット版なら「x86ベース」を、64ビット版なら「x64ベース」を選んでダウンロード&インストールを行って下さい。

 <img src="http://i.gzn.jp/img/2015/07/24/windows10-upgrade-turn-off/snap01521_m.png" border="0">

◆グループポリシーでインストールを抑止する方法
グループポリシーを用いる方法はWindows 7 Home Premium、およびWindows 8.1(無印)では使えないため、後述のレジストリを用いる方法を参照して下さい。

まずは、スタートメニューにある検索ボックスに「gpedit.msc」と入力し、出てきた「gpedit」をクリック。
 <img src="http://i.gzn.jp/img/2015/07/24/windows10-upgrade-turn-off/snap01522_m.png" border="0">

これでローカルグループポリシーエディターが起動します。
 <img src="http://i.gzn.jp/img/2015/07/24/windows10-upgrade-turn-off/snap01523_m.png" border="0">

「コンピューターの構成」→「管理者テンプレート」→「Windows コンポーネント」とツリーをたどり、「Windows Update」の項目を開くと、「Turn off the upgrade~~」と書かれた行があるので、ダブルクリックで開きます。
 <img src="http://i.gzn.jp/img/2015/07/24/windows10-upgrade-turn-off/snap01524_m.png" border="0">

「有効」にチェックを入れ、OKをクリック。これで完了です。
 <img src="http://i.gzn.jp/img/2015/07/24/windows10-upgrade-turn-off/snap01526_m.png" border="0">

◆レジストリでインストールを抑止する方法
もう1つの方法はレジストリを変更するもの。スタートメニューの検索ボックスに「regedit」と入力し、出てきた「regedit」をクリック。
 <img src="http://i.gzn.jp/img/2015/07/24/windows10-upgrade-turn-off/snap01527_m.png" border="0">

レジストリエディターが起動します。
 <img src="http://i.gzn.jp/img/2015/07/24/windows10-upgrade-turn-off/snap01529_m.png" border="0">

ローカルグループポリシーエディターに比べてかなり縦長のツリーですが、「HKEY_LOCAL_MACHINE」→「SOFTWARE」→「Policies」→「Microsoft」と辿り、「Windows」の中身が見えるところまで移動します。Windowsキーのツリー下部に「WindowsUpdate」というキーがない場合は、自分で新規作成します。
 <img src="http://i.gzn.jp/img/2015/07/24/windows10-upgrade-turn-off/snap01532_m.png" border="0">

「Windows」キーを右クリックして「新規」→「キー」と選択。
 <img src="http://i.gzn.jp/img/2015/07/24/windows10-upgrade-turn-off/snap01534_m.png" border="0">

すると「新しいキー #1」という名前のキーが作成されます。F2キーを押して名前変更を行い「WindowsUpdate」という名前にします。「Windows」と「Update」の間に半角スペースを入れてはいけません、タレコミありがとうございます。
 <img src="http://i.gzn.jp/img/2015/07/24/windows10-upgrade-turn-off/snap01553_m.png" border="0">

次は、作成したばかりの「WindowsUpdate」キーをクリック。画面右側には「(既定)」という名前の文字列があるだけなので、空いているところを右クリックして「新規」→「DWORD (32ビット) 値(D)」を選択。
 <img src="http://i.gzn.jp/img/2015/07/24/windows10-upgrade-turn-off/snap01535_m.png" border="0">

「新しい値 #1」が作成されました。
 <img src="http://i.gzn.jp/img/2015/07/24/windows10-upgrade-turn-off/snap01537_m.png" border="0">

これもF2キーを押して名前変更、「DisableOSUpgrade」とします。
 <img src="http://i.gzn.jp/img/2015/07/24/windows10-upgrade-turn-off/snap01541_m.png" border="0">

「DisableOSUpgrade」を選んだ状態で右クリックし、「修正」をクリック。
 <img src="http://i.gzn.jp/img/2015/07/24/windows10-upgrade-turn-off/snap01542_m.png" border="0">

値のデータという欄に「1」と入力し「OK」をクリック。
 <img src="http://i.gzn.jp/img/2015/07/24/windows10-upgrade-turn-off/snap01543_m.png" border="0">

「DisableOSUpgrade」の右端が「0x00000001 (1)」となっていれば完了です。
 <img src="http://i.gzn.jp/img/2015/07/24/windows10-upgrade-turn-off/snap01544_m.png" border="0">

Windows 8.1の場合は、デスクトップでスタートボタンを右クリックし「ファイル名を指定して実行 (R)」をクリック。あるいは、Windowsキー+RでもOK。
 <img src="http://i.gzn.jp/img/2015/07/24/windows10-upgrade-turn-off/ta0001_m.png" border="0">

「regedit」と入れて「OK」をクリック
 <img src="http://i.gzn.jp/img/2015/07/24/windows10-upgrade-turn-off/ta0002_m.png" border="0">

レジストリエディターが起動するので、Windows 7のときと同じようにツリーを辿っていき、DWORD値「DisableOSUpgrade」を設定すればOKです。
 <img src="http://i.gzn.jp/img/2015/07/24/windows10-upgrade-turn-off/ta0005_m.png" border="0">



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