2016年03月

2016年03月31日

スクープ! クックパッド、社内大混乱の真相

スクープ! クックパッド、社内大混乱の真相


2193 クックパッド


ネット業界を代表する成長株のクックパッド。レシピサイト最大手の同社で起きた経営方針をめぐる騒動は、まだ収束していなかった。

  クックパッドは3月24日の株主総会後、ここ数年の業績を牽引してきた穐田誉輝(あきた・よしてる)社長の退任を発表した。創業者の佐野陽光氏と穐田氏は昨年秋以降、経営方針をめぐり対立。筆頭株主(約44%を保有)の佐野氏は、1月に自身を除く全取締役の刷新を求める株主提案の実施を表明した。

  その後、今年2月にクックパッドは佐野氏の提案を一部取り入れた取締役選任案で合意したと発表。一応の和解があったと見られており、穐田氏が社長を当面続投するとの見方が根強かった。

■ 穐田社長の退任は「寝耳に水」だった

 ところが、新社長に就いたのはコンサルティング会社マッキンゼー出身の岩田林平氏。翌25日、穐田氏の退任と岩田氏の就任は株式市場に衝撃を持って受け止められ、クックパッドの株価は前日比13%の下落となった。

  実は、新体制が“寝耳に水”だったのは、当の本人である穐田氏にとっても同じだった。ある社員はこう語る。「共同代表などの形を取り、穐田氏の代表権が維持される内容で、佐野氏と他の取締役たちが歩み寄ったはずだった。それが株主総会後の取締役会で、突然、反故にされたようだ」。

  取締役会は9人中、佐野氏が提案したメンバーが自身を含めて6人を占める。「解任」ではなく「退任」という形をとってはいるが、実際には詰め腹を切らされた状況のようだ。24日夜、穐田氏は「非常に残念なことになってしまった」などと漏らし、気落ちした様子だったという。

  不本意な形で社長の座から降りただけではない。事業執行を統括する3人の執行役の1人として、岩田社長、佐野氏とともに名を連ねてはいるが、実権はほぼすべて奪われたに等しい状況だ。
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 新体制で、岩田社長はクックパッドの主力である会員事業や広告事業を統括。佐野氏は海外事業やヘルスケア事業など、それぞれが約10の事業を率いている。

  一方で、穐田氏に割り振られたのは「国内関連会社」のたった一つだけ。「仕事を奪われて、『追い出し部屋』に追いやられているのと同じ。この数年の業績を伸ばしてきた立役者に対して、あまりにもひどい仕打ちだ」(社員)。

  社員にも動揺が広がっている。株主総会と新体制を決めた取締役会が開かれた翌日の25日、朝の10時半に社員集会が開かれた。

  佐野氏、岩田氏、穐田氏の3人が順番にあいさつをした。佐野氏は株主の信任を得たと説明し、穐田氏は一連の騒動について謝罪したが、集まった社員から拍手が起きたのは穐田氏が話した時だけだったという。

  財務や広告を管掌していた執行役が退任したほか、事業部長級にも突然の異動が通告されるなど、実務にも混乱が生じ始めている状況のようだ。

■ 社員の7割が前社長の復帰を熱望

  社内では、穐田氏の代表執行役復帰を求める署名活動も始まっている。クックパッドの国内の正社員は約240人。すでに7割強が賛同して署名を行ったという。近く開かれる見通しの取締役会に署名を提出するなどして、最終的には取締役を動かし、佐野氏の執行役解任につなげようとする動きだ。

  株主総会に出席した60代の男性株主は、会場を後にする際に、経営の混乱についていらだった様子で感想を述べた。「もう個人商店じゃないんだからさ、東証1部上場の会社なんだから。こんなことが続いては、急成長していた業績が急降下しかねない。いい加減にしてほしいよ」。

  はたして、今後も企業活動を今まで通りに続けられるのか。佐野氏の新体制に社員の大多数が背を向けるのであれば、それすら危ぶまれる状況だ。

  仮に今後、穐田氏が会社を去る事態となれば、人材の大規模な流出も避けられないだろう。クックパッドが自ら陥った経営危機は、想定を超えて深刻な状況に発展する可能性がある。
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2016年4月27日
クックパッド、創業者の「ご乱心」で空中分解が現実味…社内で退陣要求運動が先鋭化

 料理レシピサイト運営のクックパッドの“お家騒動”は、一件落着とはいかなかった。

 経営方針をめぐり創業者と経営陣が対立していたクックパッドは3月24日、東京都内で定時株主総会を開いた。創業者の佐野陽光氏ら9人の取締役選任議案は可決された。佐野氏側が提案したメンバーが6人を占めた。創業者側の圧勝である。

 総会後の取締役会で穐田誉輝社長が退任し、コンサルティング会社マッキンゼー出身で、2月に執行役に就いたばかりの岩田林平氏が新しい社長に就任した。

 翌25日の東京株式市場でクックパッド株が一時、前日比17%安の1770円まで急落、値下がり率は東証1部でワースト1となった。

 市場を驚かせたのは、続投と思われていた穐田氏の退任が総会直後の取締役会で決まったことだ。創業者の佐野氏が推す岩田氏が新社長に選ばれた。穐田氏の退任は市場関係者のみならず、クックパッド社内でも「寝耳に水」だったようで、当の穐田氏本人も同じ思いだったらしい。取締役会は佐野派が多数を占めても、社長は穐田氏が続投することで妥協が成立したと世間は見ていたからだ。

 だが、これが反古になった。「退任」と発表されたが、実際は「解任」である。穐田氏を追い落とすクーデターだった。経営の混乱が続くとみて、売りが殺到したのである。

●対立が一転して手打ちに

 佐野氏と穐田氏は昨秋以降、経営方針をめぐり対立してきた。穐田氏は料理レシピサイトの一本足打法ではリスクが高いとして、企業の買収などで経営の多角化を進めてきた。対する佐野氏は、本業である料理レシピサイト運営に注力するよう求めていた。佐野氏は今年1月に自身を除く全取締役の交代を提案して、抗争が火を噴いた。

 2月、佐野氏と穐田氏の妥協が成立。佐野氏の提案と会社側の議案を一本化することで合意し、佐野氏の提案を採り入れた会社の人事案を公表した。佐野氏と穐田氏は取締役として残り、新たな取締役候補は2人を含めて9人。佐野氏が選んだメンバーが自身を含めて6人となるという内容で決着が図られたわけだ。

 取締役会は佐野派が多数を占めるが、好業績を続けてきた穐田氏が社長として続投することで手打ちしたと、株式市場でも理解されていた。

●ルール無視に社外取締役たちが激怒

 クックパッドは委員会設置会社である。社外取締役で構成される指名委員会が、経営に携わる代表執行役社長など執行役を決める。

 クックパッドの取締役は7人。そのうち社内取締役は穐田氏と佐野氏の2人。社外取締役は熊坂賢次・慶應義塾大学環境情報学部教授、新宅正明・日本オラクル元社長、岩倉正和・弁護士、西村清彦・東京大学大学院経済学研究科教授、山田啓之・税理士の5人だった。

 社外取締役は昨年、佐野氏から出された社長復帰の要請を棄却した。そのため佐野氏は、株主総会で役員を総取り替えとする株主提案を提出。その後、穐田氏と妥協が成立した結果、佐野氏側が多数の取締役を送り込むことに成功した。

 社外取締役で構成される指名委員会で役員を決めるという委員会設置会社のルールを無視した、ボス交渉のようなやり方で役員の候補者が決まったことに社外取締役たちが激怒したのである。

●取締役会は佐野氏を執行役から解任

 今回の総会で社外取締役を退任した岩倉氏は、監査報告書に「補足意見」を載せた。岩倉氏は明治の元勲・岩倉具視の末裔で、会社法の権威として知られる弁護士だ。

 補足意見を要約すると、こういうことになる。取締役会は昨年、佐野氏の社長復帰の要請を棄却し、佐野氏もこれを承認した。ところが佐野氏は「当社取締役の立場を離れて、自らの株主としての立場を優先し、その有する当社の総株式の43.58%の議決権を奇貨として、株主提案及び委任状争奪戦を行うことで(取締役会の決定を)否定しようとした」と糾弾している。

 指名委員会が指名した取締役候補を大株主が認めないのであれば、総会の場で会社提案を否決し、自身が推す候補者を選任する手続きが必要になる。ところが、委任状争奪戦になることを恐れた穐田氏が、取締役会の合意に反する内容で佐野氏と妥協。指名委員会の提案を無視するのは問題がある、と穐田氏の行動を槍玉に挙げた。

 そして株主総会の2日前の3月22日、クックパッドの取締役会は佐野氏を海外事業を担う執行役から解任した。経営体制の刷新を求めながら新たな経営方針を示さない佐野氏は、執行役として不適任と判断したのだ。

 総会で社外取締役の椅子を去ることになる人たちが、委員会設置会社としてのケジメをつける格好となったわけだ。

●少数株主は佐野氏を支持しなかった

 3月24日、クックパッドは定時株主総会を開催した。会社側提案が可決されることは最初からわかっていた。筆頭株主である佐野氏の持ち株比率は43.57%、2位株主の穐田氏は14.76%で、2人合せて58.33%。否決されることはあり得ない。

 焦点は、少数株主がどの程度、佐野氏に反対票を投じるかだけだった。株主総会の議決権行使助言大手、米インスティテューショナル・シェアホルダー・サービシーズ(ISS)は佐野氏の取締役選任に反対するよう推奨した。「大株主でありながら、取締役会の承認を受けた経営戦略の変更を求めたのは適切ではない」とした。

 クックパッドは、コーポレートガバナンス(企業統治)において最も優れた制度とされる委員会設置会社であり、個人商店ではない。大株主といえども、このルールに従わなければならないというのだ。

 株主総会の出席株主数は657人と前年を大幅に上回り過去最多。騒動勃発後、初めて公の場に姿を現した佐野氏に株主から質問が相次いだが、佐野氏は今後の経営方針を明らかにしなかった。

 総会での取締役選任の賛成割合は佐野氏が85.41%、穐田氏が95.57%だった。佐野氏は少数株主の半分程度しか賛同を得られなかったことになる。

 そして総会後の取締役会で穐田氏が社長を解任された。佐野氏が総会直前に旧経営陣の社外取締役から解任されたことに対するしっぺ返しなのかもしれない。新体制となった取締役会で佐野氏は執行役に選任された。

 続投と思われていた穐田氏が解任されたことで社内は大混乱に陥った。穐田氏はクックパッドを去るとみられている。社内では穐田氏の代表執行役復帰と佐野氏の執行役解任を求める署名活動が始まったという。

 新しい社外取締役がどのような判断を示すか。経営の混乱は長引くことになりそうだ。

【クックパッドの取締役体制】(○印は新任)
社内取締役  佐野陽光(執行役)
社内取締役 ○岩田林平(代表執行役):マッキンゼー・アンド・カンパニー出身
社内取締役  穐田誉輝(執行役)
社外取締役 ○北川徹:スターバックス コーヒー ジャパン執行役員
社外取締役 ○柳澤大輔:カヤック代表取締役CEO
社外取締役 ○出口恭子:医療法人社団色空会 お茶の水整形外科 機能リハビリテーションクリニック理事COO
社外取締役 ○藤井宏一郎:マカイラ代表取締役
社外取締役  新宅正明:日本オラクル会長
社外取締役  西村清彦:東京大学大学院経済学研究科教授

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クックパッド 内紛の末に残された「ある疑問」
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2016/5/10
クックパッド、子会社売却を検討 強まる創業者色

クックパッドは10日、キッチン用品などの電子商取引(EC)子会社の株式譲渡を検討すると発表した。同社は創業者の佐野陽光氏と旧経営陣が事業の多角化路線を巡って対立し、最終的に佐野氏と近いとされる岩田林平氏が3月に社長に就任したばかり。今回の子会社売却検討は、「創業者色」が強まっていることを示している。

 クックパッドが株式の譲渡を検討するのは、衣類やキッチン用品などのEC事業を手掛けるセレクチュアー(東京・品川)。譲渡先や譲渡株式数などの詳細はまだ決まっていない。

 創業者の佐野氏や社長の岩田氏ら現経営陣は、「料理レシピサイト運営」という本業に注力する方針を打ち出している。今回の子会社株の売却は、その第1弾といえる。

 同社は「セレクチュアーを含む複数の未上場の子会社株式を第三者に売却する検討を開始する」とも説明している。今後は一段と事業再編のスピードが上がっていきそうだ。

 クックパッドの経営陣の対立は今年に入ってから表面化。前社長の穐田誉輝氏は積極的な多角化戦略で同社を急成長させてきたが、本業のレシピサイト運営を重視する創業者の佐野氏が反発。大株主でもある佐野氏は3月の株主総会で取締役を一新するよう株主提案し、旧経営陣らと対立してきた。

 結局、株主総会後に穐田氏は社長を退任し、佐野氏が推していたという岩田氏が社長に就任。佐野氏や岩田氏が経営の主導権を握っている。
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2016年03月30日

IoT 「園児見守りロボット」企画者 【起業のきっかけは?】

IoT  「園児見守りロボット」企画者 【起業のきっかけは?】

【起業のきっかけは家庭危機】「園児見守りロボット」企画者が、迷走しながら見出した事業の着眼法とは?


保育園向け園児見守りロボット「MEEBO(ミーボ)」。自動撮影機能を備え、園児の様子を記録できるほか、園児の安心・安全を見守るさまざまな機能の追加が予定されている。

「MEEBO」を企画した土岐さんは、住友商事、コンサルティング会社を経て、2013年にユニファ株式会社を立ち上げた。同社は“家族”をテーマにした事業を展開しているが、そのきっかけは、なんと自身の家庭の「崩壊危機」だったという。

起業に至るまでの経緯、そして「MEEBO」が目指す未来などを伺った。


ユニファ株式会社 代表取締役社長
土岐泰之さん
家族のことで悩み抜いた経験から、家族間コミュニケーションにつながる事業を発案

園児見守りロボット「MEEBO」は写真や動画の自動撮影機能を持ち、園児の様子を記録できるのが特徴。ダンスをしたり、歌ったり、クイズを出すなどして、園児と一緒に遊ぶことができるため、より自然な写真を撮影することができる。撮影画像は日々、同社が運営する写真メディアサービス「るくみー」にアップされ、家族で閲覧したり、購入することが可能だ。

そのほか、気象庁の危険情報発信サーバーと連携を取り、地震予報をアナウンスして園児に避難を促す機能も。ゆくゆくは、サーモカメラを搭載して園児の検温をするなど、「園児の安全・健康を見守るロボット」として活躍が期待されている。

保育業界の人手不足を補完するロボットとして注目を集めているが、そもそもは「家庭内コミュニケーションの希薄化を解消したい。日々アップされる子どもの写真が、家族を集め、家族同士の会話を盛り上げてくれれば」という思いで事業化に踏み切ったという。その背景には、自身が「家族」のことで悩み抜いた経験があった。
「家族のため」に、自身のキャリアを手放す決断をする


土岐さんが新卒で入社したのは総合商社。ITベンチャー投資を行う部署に配属され、以来6年間、同部署で起業や経営のサポートを行ってきた。

「一緒にビジネスアイディアを練ったり、資金繰りに奔走したり…と、スタートアップ企業の“リアル”を体感しました。ビジネスコンセプトや想いに心から共感できる経営者にも、たくさん会うことができた。でも、残念ながらうまくいかない企業もあります。何とかしたかったのですが、入社数年目の若手にできることは限られており、忸怩たる思いでしたね。経営に関するノウハウを身に付け、的確なアドバイスができるようになりたいとの思いが膨らみ、6年で商社を退職、外資系コンサルティング会社に転職しました」

ちょうどその頃、学生時代から付き合っていた女性と結婚、子どもを授かる。妻は、愛知県豊田市の大手自動車メーカーに勤務、東京で暮らす土岐さんとは長年遠距離恋愛を続けてきた。妻は「出産後も働き続けたい」という意思を持っていたが、育児休暇中の1年間は東京に呼び寄せ、新たな生活をスタートさせたという。

プライベートだけでなく、新天地であるコンサルティング会社での仕事も順調だった。大企業の中に入り込み、新しい営業戦略を立てたり、複雑な業務改革を実行するなど力を発揮。入社わずか半年で昇進を果たし、将来を嘱望されていた。

しかし1年後、土岐さんはこのコンサルティング会社を退職する、という選択をする。

「一番の理由は、妻が職場復帰を強く望んだためです。以前から彼女のキャリアを応援していましたし、出産後に職場復帰することにも全く異論はないのですが、私の生活とキャリアの拠点は東京。育児休暇中に東京で1年間生活すればこちらでの暮らしに慣れ、勤務先を辞め東京で再就職してくれるのではないか…という思いが正直ありました。でも、妻の職場復帰への思いは私が想像していたよりもずっと強いものだったんです」

何度も家族会議を重ねた結果、妻の仕事に合わせて土岐さんが退職し、豊田市で就職先を探すということに決まった。周りには驚かれるような選択だったが、この時の意思決定が、後のビジネスアイディア・起業へとつながるターニングポイントになった。

「自分にとって一番大事なものは何か、とことん自問自答したんです。その結果、自分の仕事やキャリアも大切だけれど、やはり家族が何よりも大切だと気づきました。せっかく東京で築いたキャリアを手放すのは辛い決断でしたが、妻には結婚前にも、遠距離による擦れ違いなどでたくさん苦労をかけたので、これ以上辛い思いをさせたくなかった。家族みんなが幸せに暮らすためには、こうするしかないと思ったんです」
「現状を打破したい」と起業を目指す中で、自身が追うべきテーマに気付く


家族で豊田市に移り住み、妻は復職、土岐さんは地元のコンサルティング会社に就職した。クライアント企業は地場の中堅企業がほとんどで、経験はフルに活かすことができたが、「このままでいいのか」という思いは日増しに強くなったという。

「自分が希望した道ではない、という思いが強かったんでしょうね。それでも2年間は頑張りましたが、3年目ぐらいから『このままでは後悔するのではないか?』という強い焦燥感に苛まれるようになり、起業を考えるようになりました。ビジネスアイディアは何もありませんでしたし、あてもないが、動かないと何も変わらない。友人を誘って、毎週スカイプでビジネスプランについて話し合う勉強会を催すなど、試行錯誤していました」

ビジネスアイディアはたくさん浮かび、儲かりそうなものもいくつか見つかった。しかし、「自分が手掛ける必然性」がどうしても感じられず、踏ん切りがつかなかった。例えば、太陽光パネルのビジネス案はかなり詳細まで詰めてみたが、「自分が太陽光パネルを手掛ける必然性って?」と自問自答してしまい、どうしても先に進めなかったという。あまりに踏ん切りがつかないため、政治家になろうかと本気で出馬を検討したほど「迷走した」という。そんな時、ふと頭に浮かんだのが「家族」というキーワードだった。

「今まで悩み、苦労し、そして今、自分が一番大切にしている“家族”に関する事業であれば、自分が手掛ける必然性があると感じられるのではないか。そう思ったんです。実際、家族をテーマにビジネスアイディアを考え始めたら、どれも腑に落ちた。自分が挑戦すべきテーマだと心から思えました」
園児の健康管理、登降園管理…「MEEBO」を保育園のAIに


家族をテーマに何十個ものビジネスアイディアを考え、絞り込んだのが現在のビジネスの元となっている写真メディアサービス「るくみー」。FacebookやTwitter、LINEなどソーシャルメディアが普及する中で、次は地域単位やコミュニティ単位など「特化型SNS」が出現すると予想。家族型のSNSも注目されるに違いないと考えた。

「夫婦共働きだと、子どもの写真を撮る暇はほとんどありません。でも、子どもの成長記録を取っておきたいと考える人は多いはずです。一方で、保育園ではお遊戯やお散歩など毎日何らかのイベントがあり、その中で日常の写真が撮れれば、パパ、ママ、おじいちゃん、おばあちゃんと、家族みんなが集まるコンテンツになると考えたんです。家族間のコミュニケーション不足が指摘されている今、家族のつながりを再認識するきっかけにもなり得ると思いました」

初めはスマホアプリのみで展開していたが、人手不足の中、保育士の負担を軽減するために考えたのが、冒頭の「MEEBO」。可愛いロボットに自動撮影機能を備えることで、ロボットと楽しく遊ぶ園児の自然な姿を撮影することが可能になった。

現在、「るくみー」は全国700超の保育園や教育施設で導入済みで、利用している保護者は約5万人に上る。「MEEBO」は昨年8月の発表以来多くの引き合いを集めており、現在は20台がテスト運転中だ。

そして「MEEBO」には、さまざまな機能が新たに実装される予定だ。

「2017年中には、サーモカメラを搭載して園児の検温を行い、体温の推移をデータベース化して病気の予兆を察知したり、園児の定量情報を分析して才能を見いだす機能などを搭載する予定。また、MEEBOにはQRコードを読み取る機能があるので、園児が登園したとき、降園するときに楽しみながらMEEBOにQRコードをかざせば、自動で登園・降園管理もできるようになります。このように、家族も園児が楽しんだり安心することができ、かつ保育士の負担を減らし、保育園の業務支援ができるような機能をどんどん追加し、『保育園のAI(人工知能)』的な存在になれればと考えています」
家族が集まり、笑顔になれるサービスを生み出し続けたい

今までを振り返り、土岐さんは「ずっと人生のテーマを探し続けてきた。紆余曲折はありましたが、ようやく『家族』というテーマに気付くことができ、それを追い続けられることがとても幸せ」と言う。

「社会が抱える問題や課題は山のようにあります。それを自分の問題として紐づけられた瞬間に、ビジネスアイディアは生まれると思っています。もし今、事業アイディアを探している方がいるならば、社会のさまざまな課題に目を向け、心が動いたものに徹底的に向き合ってみることをお勧めします。そこから自分の追うべきテーマが見つかるのではないでしょうか。私の場合は、家族のコミュニケーション不足、保育士不足という課題と向き合い、今のビジネスアイディアを考えました。妻には相当反対されましたが、『このテーマなら頑張り続けられる』と確信していたので、説得できたんです」

愛知・東京に拠点を置き、土岐さんが行き来する生活を送っているが、今度は妻が、勤務先を退職し、家族一緒に暮らすという決断をした。「離れている時間が長くても家族のことは第一に考えてきましたが、ずっと一緒にいられるのはやはり嬉しい」と笑顔で語る。

「保育園の業務支援を行いながら、家族みんなが集まり、笑顔になれるサービスを提供し続ける。これが私の人生の使命だと思っています」

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コワイ アメリカ?
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スマホ形拳銃、米で発売へ 「目立たず、見つからない」と宣伝

    米国で近く、スマートフォンの形をした拳銃が発売される。銃弾を2発装填(そうてん)可能で、ポケットに入れられる薄さだという。

 発売元である米ミネソタ(Minnesota)州のアイディール・コンシール(Ideal Conceal)社によれば、銃は2連式の38口径で、価格は395ドル(約4万4800円)。今年半ばに販売を開始する予定だ。

 同社ウェブサイト上の説明には、「見た目はスマートフォンにそっくりで、1回の動作で安全装置が外れ、発砲が可能」「スマートフォンはどこにでもあるため、日常に簡単に溶け込む」「ロックをかけた状態だと目立たないので、見つかることはまずない」と書かれている。

 年間3万人が銃により死亡している米国では、銃の携帯は自衛のために必要だという意見と、銃による死者数を抑止するために銃規制を支持する意見とで、世論が二分している。

 全米警察官協会(National Association of Police Organizations)の代表ビル・ジョンソン(Bill Johnson)氏はCNNテレビに対して、「一般的に、見てすぐに武器と判別できないような武器というコンセプトは、懸念材料となる」と述べている。(


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結局何が違うの?iPhone SEと5s/6/6sのスペックを分かりやすく比較してみた

結局何が違うの?iPhone SEと5s/6/6sのスペックを分かりやすく比較してみた


iPhone SE 発表! がっかりスペック! iPhone 6s Plus と Xperia Z5 がいいね!

スペシャルイベントで発表されて話題のiPhone SEですが、ざっくり中身はパワーアップして見た目はiPhone 5sと同じとは聞いているものの細かいところはよく分かりませんよね。

そこで本記事では今まで発売されているiPhone 5s/6/6sと仕様を比較することで、最新機種のiPhone SEがどういうものなのかを解説したいと思います。

気にはなっていたけど、結局買いなのか?迷っている方は必見ですよ!
 
外観・内部仕様・バッテリー性能に分けて比較

それではさっそく見ていきたい思いますが、細かく仕様がうんたらこうたらと言っても分かりにくいのでざっくりと外観、内部仕様、バッテリー性能の3つの項目に分類して比較していきますよ。

外観



こちらが外観に関する仕様をまとめたもの。

表内ではiPhone 5sと仕様が同じ部分には水色、iPhone 6/6sと同じ部分には黄色で色を塗っているのでそこに注目していただくと、どこがどう変わっているかよく分かるようになっています。



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色々書いてありますが、ひとことで言えば見た目はiPhone 5sと全く一緒。

違うのはiPhone 6sから追加された、ローズゴールドがカラーバリエーションとして増えている点だけです。


重さが1g軽くなっていますが、これは誤差の範囲ということで気にするレベルではありません。

内部仕様(中身)



お次はちょっと分かりづらい内部仕様について。まずはこちらの比較表をごらんください。



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こちらも色んな項目があってよく分からないという方もいると思うのですが、簡単に言えばiPhone 6sの中身がほぼそのままiPhone SEに入ってると思って下さい。

要は現時点での最新機種とほとんど変わらないので、価格が安いからと言って動作が遅いんじゃないかなんて心配はないってことです。


なぜわざわざほとんど変わらないという言い方をしたかというと、3点だけiPhone 6sと異なる点があるからなんですね。

1つ目は、3D Touchに対応していない点。えー最新機種なら3D Touch使いたい!という方もいるとは思いますが、物珍しさで使うのは最初だけですよw(小声)


2つ目はTouch IDが、iPhone 6までに使われてた1世代前のものという点。


と言ってもそこまで気にする必要もなくて、かみあぷで以前iPhone 6とiPhone 6sの反応速度を比較したのですがその差はちょっとしたものです。

3つ目は携帯の電波に関係することで、iPhone 6sからは「4G LTE-Advanced3」という通信方式に対応しているのですが、これにiPhone SEは対応していません。



Photo by SoftBank


要は通信速度が早くなるということなんですが、まだ対応エリアがそこまで広くありませんし、結局のところ通信量上限もあるのでそこまで気にする必要はない気もします。

そして一番重要なのは選べる容量が16GBと64GBの2種類しかない点。実のところ一番痛い違いがこれで、音楽を持ち歩いたりアプリをたくさん入れることを考えると64GBモデル一択じゃないでしょうか。

バッテリー性能



最後は誰もが一番気になるバッテリー性能。こちらがAppleの公表値をまとめたものになります。



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実は比較してみて一番びっくりしたのがこのバッテリーの項目でした。なんと「インターネット利用時間」と「HDビデオ再生」においては、iPhone 6sより時間が伸びているんです!

見た目や大きさはiPhone 5sとまったく変わらないのに、バッテリー時間が伸びているというのはユーザーからすると一番うれしいポイントですよね。

まとめ

ということで3つの項目において他の機種と比較しながら解説してきましたが、最後におさらいの意味でポイントをまとめてみました。
見た目や大きさ、重さはiPhone 5sと一緒。
中身はほぼ最新機種のiPhone 6sと同じ。性能には心配なし。
容量は16GBと64GBしかないので、実質64GB一択。
バッテリー性能はiPhone 5sより大幅向上。iPhone 6sを上回る数値も。

要はiPhone 5sのサイズやデザインが好きで、iPhone 6以降に大型化で機種変を迷っていた方はもう買うしかないといった機種ではないでしょうか。



ただ見た目がまったく変わらないので、新しい機種を買った感がないのが唯一残念なところかもしれませんw

iPhone SEの予約は明日から開始ということで、迷っている方がいたらぜひこの記事を参考に検討してみてくださいね!

追記
 比較表内のiPhone 5sのCPU、iPhone 6のリアカメラの画素数、iPhone 6sのインカメラの画素数に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
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参考
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2016年03月27日

叩かれてるけど実は使える!「Windows 10」の便利機能

叩かれてるけど実は使える!「Windows 10」の便利機能

 リリースから約8カ月を迎え、着実にシェアを伸ばし続けるWindows10だが、2016年の2月から「推奨されるアップグレード」として自動的に更新されてしまうことから非難の声が上がっている。

 たしかに新しいOSを導入することへの不安や機能に対する不満を持つユーザーも多いと思うが、Windows10は非常に完成度の高いOSと言っても決して過言ではない。そこで、世間では叩かれているけど実は使えるWindows10の利点と便利な機能を紹介していくことにしよう。

◆従来のスタートメニューを継承

 Windows10では、Windows7以前に利用されていたスタートメニューが再び採用されている。これによって、依然として50%以上ものシェアを誇る(2016/2月現在Net Applications調べ)Windows7ユーザーも違和感なくスムーズに移行することができるだろう。

 また、Windows8/8.1で採用されていたタイルもスタートメニュー内に表示されるなど、両OSのオイシイところ取りと言った進化を見せている。

◆タスクビューで作業効率アップ!

 限られたデスクトップ領域を有効に活用して作業効率をアップさせてくれるのがウィンドウやソフトの切り替え機能。従来のWindowsにも搭載される機能だが、Windows10では「タスクビュー」としてウィンドウやソフトの切り替えだけでなく、仮想デスクトップも利用できるなど機能を強化している。

 ディスプレイが1台しかなくても、仮想的に複数のデスクトップが作成できるため、作業によって画面を切り替えると作業効率がグンと高くなる。

◆手書きメモにも対応したEdgeでWebブラウジング

 これまで長きに渡りWindowsのブラウジング環境を支えてきた「Internet Explorer」に変わり、Windows10は標準のWebブラウザに「Edge」を採用。よりシンプルなインタフェースへと生まれ変わり、Webページに手書きメモを残して保存したり、不要な情報を排除してスッキリとしたレイアウトで確認できたりするなどの進化を遂げている。

◆アクションセンターで情報のチェックや設定がスムーズ

 Windows10には、アプリからの通知や各種設定をスムーズに行うための「アクションセンター」機能を新搭載。Windowsの更新状況や新しいメールの着信と言った新着情報がひと目で確認できるなど、スマホの通知と同様の感覚で利用することが可能だ。

 さらにボタンひとつで機内モードやWi‐Fiなどのオン/オフを切り替えたり、音量調整や各種設定の変更を行ったりできるなど、スムーズな環境設定をサポートしてくれる。

◆スマホ感覚で使える音声認識アシスタント「Cortana」

 スタートボタンの右側に表示される「Cortana」は、音声入力によって検索はもちろん、アラームのセットや天気の表示など様々なアクションを行ってくれるアシスタント機能。マイクが搭載されているパソコンやタブレットを利用していれば、簡単な初期設定を行うためですぐに使いこなすことができる。使い勝手は、iPhoneの「Siri」に近いものとなっている。

◆ストレージ使用量も一目瞭然!

 容量に限りのあるストレージを有効に活用するためには、どのファイルがどれだけ容量を消費しているか把握することが重要だ。Windows10に搭載されるストレージ管理機能を利用すれば、システムやドキュメント、音楽、動画といった具合にカテゴリごとに消費しているストレージ容量を視覚的に表示してくれるため、無駄なファイルを把握しやすい。各カテゴリを選択してファイルの削除やソフトのアンインストールなどを行うこともできる。

 ここで紹介した機能は、Windows10が持つ便利機能のごく一部。Windowsは、アップデートによって日々進化を



2016年03月23日

iPhone 6s PlusからiPhone SEに買い換えるべき3つの理由

iPhone 6s PlusからiPhone SEに買い換えるべき3つの理由

本日3月22日、新型の『iPhone SE』が発表されました。いま『iPhone 6s Plus』を普段使いしている筆者ですが、『iPhone SE』に乗り換える気マンマンです。その理由を説明させていただきます。


【理由1】片手操作できる4インチディスプレー

身長185センチの筆者はそれにふさわしく手も大きいのですが、それでも『iPhone 6s Plus』を片手操作することはできません。フリック入力するたびにもうゴソゴソ持ち替えるのは本当にイヤなんですね。両手でQWERTY打ちする人はともかく、片手でフリック入力する人にとっては4インチディスプレーが最適解なのだと思います。きっとAndroidスマートフォンも小型モデルがこれからいくつか出てくるはずですよ。

【理由2】5万2800円からの手頃な価格

 『iPhone 6s Plus』の64GBモデルが11万800円、128GBモデルが12万2800円です。それだけの価値があるとは思いつつも、正直高すぎです。臆病者な筆者には、こんな価格帯の製品は頑丈なケース、強固なガラスプロテクターを装着しなければ怖くて持ち歩けません。『iPhone SE』なら16GBモデルが5万2800円、64GBモデルが6万4800円です。約2分の1で買えるのです。ラフに裸で扱える製品の上限価格はこのあたりじゃないでしょうか?

【理由3】安くても速いCPU、精細なカメラ

非常に安い『iPhone SE』ですが、CPUは『iPhone 6s Plus』と同じ『A9チップ』を搭載しています。カメラも同じくリア12メガピクセルで、4Kビデオだって撮影できます。ただフロントカメラが『iPhone 6s Plus』が5メガピクセルなのに対して、『iPhone SE』は1.2メガピクセルなんですよね。うーん、残念。まあでも、イケてない筆者はセルフィーを撮る機会は非常に少ないので無問題です!

『iPhone 6s Plus』            と       『iPhone SE』の変更点比較
iPhone 6s Plus                          iPhone SE
4G LTE-Advanced                         4G LTE
MIMO対応802.11a/b/g/n/ac Wi-Fi          802.11a/b/g/n/ac Wi-Fi
第2世代の指紋認証センサー               第1世代の指紋認証センサー
5メガピクセルの写真(FaceTimeカメラ)   1.2メガピクセルの写真(FaceTimeカメラ)
f/2.2の開口部(FaceTimeカメラ)         f/2.4の開口部(FaceTimeカメラ)
写真とビデオの自動HDR(FaceTimeカメラ) 写真の自動HDR(FaceTimeカメラ)
連続通話時間3Gで最大24時間              連続通話時間3Gで最大14時間
気圧計あり                              気圧計なし

......微妙にスペックダウンしているところもある『iPhone SE』ですが、人によって致命的なのはフロントカメラが1.2メガピクセルな点ぐらいではないでしょうか?

タブレットPCを携帯していてスマートフォンに大画面を求めていない筆者にとっては、4インチディスプレーを搭載した『iPhone SE』は携帯電話として使い倒せる待ちに待ったモデル。3月24日の予約開始を身を清めて待ちたいと思います!
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