リケジヨ 「悟空のような人」元担当者語る“人柄”世界に9台“鳥山明デザイン”の電気自動車も
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生み出した作品が世界中に知られる一方で、その素顔はベールに包まれていた鳥山明さん。 「少年ジャンプ」で鳥山さんの宣伝を担当していた人物は「悟空のような人だった」と人柄を振り返りました。
■世界に9台“鳥山デザイン”の電気自動車
鳥山さんの原点は、模型とクルマ。作品にもユニークな乗り物が数多く登場します。 好きが講じて、本物の電気自動車まで作りました。2005年に完成した「QVOLT」 鳥山明さんが1年以上かけてデザインした1人乗りの電気自動車で、価格は199万円。生産台数わずか9台という激レアカーです。そのQVOLTを持っている人を訪ねると… 獣医師の水口さん。小さい車のコレクターで、駐車場にはカラフルでかわいい車がズラリ。その中に… 「こちらですね」 Q.漫画から飛び出してきたようなかわいい車ですね。こちら鳥山明さんがデザインした車? (雪どうぶつ病院水口雪院長)「はい、その通りです。QVOLTです」 Q.サインが入っているんですか? 「はい、鳥山明先生の直筆のサインですね」 Q.いつごろ車は購入されたんですか? 「こちらは、私がずっと探してやっと2~3年前に入手したんですが、1号車なので先生が記念にサインをしてくださったというのは聞いております」 発売当時は「週刊少年ジャンプ」でも紹介され、限定9台ということで即完売。その時から憧れていたという水口さん。ずっと探していたといいます。 Q.どこに惹かれて購入されたんですか? (雪どうぶつ病院水口雪院長)「このデザインです。鳥山明先生の独特のデザインに惹かれて、ずっと欲しくて探していました」 (佐々木一真アナウンサー)「ここにQVOLTと書かれています。後ろはトランクがついているんですか?」 (雪どうぶつ病院水口雪院長)「はい、意外と実用性もあって…」 (佐々木一真アナウンサー)「結構入りますね」 (雪どうぶつ病院水口雪院長)「30リッターまで入るということです」 Q.実際、乗ることももちろん想定して作られたもの? 「普段の買い物などにも使えるように作られているので実用性も高いです」 Q.内装は? 「これも先生の独特なデザインで」 Q.可愛いですね、シートは革張り? 「そうですね。これも先生のデザインで内装、メーター、ドアの取っ手のひも等は作られているそうです」 Q.これは実際に走るんですか? 「もちろんです。ある程度修理も終わりまして、ナンバーも取得しましたので実際に公道で走ることが可能です」 まるでアニメの世界…鳥山ワールド満載の電気自動車。街行く人も興味津々です。長年の夢が叶った水口さん。 (雪どうぶつ病院水口雪院長)「「本来は先生にお会いして、この車を作った経緯、先生のお気持ち等をお伺いしたかったのでとても残念です。先生の偉大なる作品の1つですのでずっと乗り続ける予定です」
■「悟空のような」鳥山明さん“素顔”元担当者語る
「鳥山明」とは一体どんな人物なのか。集英社で鳥山さんと仕事をしていた山本純司さん(74)は… (元集英社「ドラゴンボール」宣伝担当山本純司さん(74))「何か太陽みたいなものがなくなっちゃったなって思った。本当に漫画家さんにしても何にしても、多くの人たちが、鳥山さんが前にいたんですよ。時代を進めてくれた。鳥山さんの漫画って人々を元気づけたり、幸せにしたり、(スラムダンク作者の)井上雄彦さんもみんなあの人、鳥山さんが前にいたから安心して漫画を描いていた」 山本さんは集英社で「ドラゴンボール」などの宣伝を担当。鳥山明さんの展示会やイベントの企画などに携わってきたといいます。 (元集英社「ドラゴンボール」宣伝担当山本純司さん)「(鳥山さんは)すごく腰が低くて柔らかくて、俺は巨匠だよというようなことは、会った時から全くみじんも見せないんですよね。私もこの展覧会を進めて、この展覧会は手塚治虫さんの展覧会があってそれが公立美術館でやった最初の展覧会、漫画家の展覧会。それに次ぐものなんですよ。鳥山さんの前にはずっと先輩の漫画家がいっぱいいますよね。そういう方たちより、鳥山さん先にやりますからねと言ったら、いやもう買いかぶりすぎですよと言われましたよ。だから、鳥山さんに近づいた人たちというのは、みんな鳥山さんに、もう心底惹かれていっちゃいますね」 山本さんは、多くの人に愛された作品の魅力についてこう分析します。 (元集英社「ドラゴンボール」宣伝担当山本純司さん)「『Dr.スランプ』の登場人物とか、みんなかわいいじゃないですか。かわいさと強さも持ってるわけですよ。でも強面じゃないんですよね。ずっと横にいてほしい、友達みたいな人(キャラクター)ですよね」
鳥山さんが他の漫画の影響をほとんど受けていないことが漫画の常識を壊せたのではないかと山本さんは言います。 (元集英社「ドラゴンボール」宣伝担当山本純司さん)「ほとんどの漫画家さんは漫画を読んで勉強していますよね。 だから鳥山さんは全然別なところ。多分デザインとかポップな絵とかそういうイラストレーションとかそっちの方から入ってきたんですね。鳥山さんは独自だったから漫画じゃないとこからポンと来たから、全然違う世界を作れた。鳥山さんのキャラクターは明るいんですよ。すごく円満なんですよ。それで敵も最後は仲間になっちゃう。戦うヒーローが家族を持つなんていうのは、それまではあり得ないですね。彼が作った作品というのは全く新しいパターン。要は成熟社会になっていったときに、戦う人たちでぶつかり合っていたらもうだめだよ。そうじゃなくて、今ある世界をどうやって保っていこうかみたいな、たぶん彼は思想的な大転換をしたんだと思ってますね」
魅力的なキャラクターを生み出し、世界中の人々を魅了し続けた鳥山明さん。一緒に仕事をしてきた山本さんは、鳥山さんがあるキャラクターと重なると話します。 (元集英社「ドラゴンボール」宣伝担当山本純司さん)「優しいけど強いという面で言えば、悟空なんですかね、やっぱりね。アシスタントの人が書いているけど、怒られたこと1度もなかったって言いますけどね。怒られたことないから、でも強い人ですよね。負けず嫌いで、絶対トップ取るぞと、絶対いい作品にするぞっていう、それで多分命を削ったと思うんですよね。だから多分、悟空なんでしょうね」
日経平均 : 39881.73 (-227.50)
TOPIX : 2696.68 (-9.60)
5日の日経平均は227.50円安の39881.73円と3日ぶり反落して取引を開始した。前日4日の米国株式市場は反落。ダウ平均は97.55ドル安の38989.83ドル、ナスダックは67.43ポイント安の16207.51で取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)の利下げを急がない姿勢を受けた長期金利の上昇を嫌気し、寄り付き後、下落。ダウは終日軟調に推移した。ハイテクは引き続き人工知能(AI)関連の強い需要を期待した買いが支え、一時プラス圏を回復し全体相場を支援。しかし、アトランタ連銀のボスティック総裁が年2回の利下げ予想を示し慎重姿勢を再表明すると、終盤にかけ利益確定売りが強まり、再び下落し終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で、主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が取引終了にかけて軟調な展開となり、そろって下落して終了したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均が昨日までの2日間で900円を超す上げとなったことから、高値警戒感が意識された。一方、昨日の米株式市場で、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が伸び悩んだもののプラス圏を維持して終了したことが、東京市場の半導体関連株の株価を支える要因となった。また、外為市場で1ドル=150円40銭台と、引き続き円安・ドル高水準で推移していることが東京市場で輸出株などの株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された2月の東京都区部消費者物価指数(CPI・中旬速報値)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.5%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.5%上昇だった。 セクター別では、倉庫運輸関連、金属製品、パルプ・紙、精密機器、その他製品などが値下がり率上位、鉄鋼、建設業、その他金融業、銀行業、ガラス土石製品などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、第一三共<4568>、日産自<7201>、楽天グループ<4755>、東電力HD<9501>、アドバンテスト<6857>、ダイキン<6367>、TOWA<6315>、さくら<3778>、東京海上<8766>、ホンダ<7267>、スクリーンHD<7735>、キヤノン<7751>、信越化<4063>などが下落。他方、コマツ<6301>、JFE<5411>、花王<4452>、塩野義薬<4507>、ソシオネクスト<6526>、日本製鉄<5401>、ディスコ<6146>、三菱重<7011>、キーエンス<6861>、みずほ<8411>、JT<2914>、三井住友<8316>などが上昇している。《CS》
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日経平均株価、終値も4万円台 史上初 /オイルマネー流入が日本を変える?世界が狙う"ニッポン株"の未来は
日経平均株価、終値も4万円台 史上初
4日の東京株式市場で日経平均株価が続伸し、終値は前週末比198円41銭(0.5%)高の4万0109円23銭で終え、史上初の4万円台に乗せた。午前には上げ幅が400円を超え一時4万0300円台をつけた。前週末の米ハイテク株高を背景に、東京市場でも生成AI(人工知能)ブームに乗る半導体関連の銘柄が上昇をけん引した。
買いはアドバンテストや東京エレクトロンなど半導体関連銘柄に集中した。ただ東証プライム市場の値下がり銘柄数は全体の約7割と、売られる銘柄も多かった。大和証券の阿部健児チーフストラテジストは「節目の4万円台に乗せて利益確定の売りは断続的に出るが、上昇トレンドは継続する」とみる。
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ゲスト
志賀俊之(日産元COO)
井出真吾(ニッセイ基礎研究所)
加谷珪一(経済評論家)
https://m.youtube.com/watch?v=LIreDj0_CqA
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